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相続対策は大きく3つに分けられる!相続の3つの問題と対策とは!?

一般的な相続の問題に対する対策としては、大きく下記の3つに分けられます。

①遺産分割の対策(相続人間の遺産分割が円満に行われるようにすること)

②相続税の節税対策(相続税を少なくすること)

③納税資金確保の対策(相続税を納めるお金を用意すること)

 

①の「遺産分割の対策」とは、相続人の間で相続争いが起こらないようにするための準備です。「うちは争うほどの財産が無いから大丈夫です」と言われる方がいますが、この問題は財産の大小は関係なく、すべての人が考えておかなければいけない対策です。相続争いを防ぐためには、財産を持っている方が残される家族のことを思い準備しておくことが大切です。その方法として一般的には、遺言書の作成が有効な手段となります。

しかし、実務上、相続が発生したときに遺言があったケースは非常に少ないです(10%くらい)。意外にも遺言書は書けないものなのです。

 

②の「相続税の節税対策」とは、相続税がかかる場合、できるだけ相続税を少なくするための準備です。いざ相続が起こってから税金を少なくしたいと思っても限界があります。残された家族が納税で苦しまないためにも事前の節税対策が必要です。その方法として生前贈与を上手に利用することが有効な手段となります。

生前贈与の種類は、年間110万円までの贈与、相続時精算課税制度による贈与、孫に1代とばして贈与、住宅取得等の資金による贈与、教育資金による贈与などがあります。

 

③の「納税資金確保の対策」とは、相続税がかかる場合、相続税は相続が発生してから10ヵ月以内に現金で支払わなければなりません。財産のほとんどが現金や換金可能なものであれば納税の心配はありませんが、財産のうち不動産の占める割合が多い場合に、納税資金が足りない場合があります。その方法として生命保険金を利用することが有効な手段となります。

 

(まとめ)

よく相続対策というと②の「相続税の節税対策」と言われがちですが、本当に大切な対策は①の「遺産分割の対策」になります。いくら税金を抑えることができても、遺産分割で家族と争いごとになり、仲違いすることが果たして良いことでしょうか。本当の相続問題とは税金ではなく円満な遺産分割をいかに実現するかにあります。

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