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相続対策はいつごろから始めたらよいか?

将来親が亡くなったときに相続の心配をされている人にとって、相続対策というのは親が何歳くらいになったら始めればいいのでしょうか?

下記のデータは、親が亡くなり相続が発生する歳の確率を年代別に分けたものです。これは相続専門の大手税理士法人の事例から算出したデータで、相続の申告を行った事例に基づくものです。

 

A 親90代 子60代 孫30代 ⇒19

B 親80代 子50代 孫20代 ⇒50

C 親70代 子40代 孫10代 ⇒19

D 親60代 子30代 孫10歳未満 ⇒8

E 親50代 子20代 孫なし ⇒4

 

この数字をみると、Bの区分の親が80代で亡くなり相続が発生する確率が50%と最も高いことがわかります。次に多いのが、Aの親が90代、Cの親が70代です。

そして、一般的に相続対策はすぐにできるものではなく、ある程度時間が必要です。

よって、相続対策は、親が70代、子どもが40代あたりから始めるのがよいのではないでしょうか。しかし、70代前半の親は、相続などまだまだ先だと考えており、そこに難しい面があります。

そう考えると、“相続対策適齢期”というのは意外に短く、本人の意思がはっきりしているうちで、相続まで遠くないなという70代がやはり適齢期ではないかと考えます。

 

また、子ども世代で一番お金が必要なときはいつごろでしょうか?

特にCD世代の子が30代、40代の場合、マイホームの取得を考える年代でもあるので、住宅取得等資金の贈与の特例(平成27年の贈与であれば1000万円までは非課税、他に適用要件あり)をよく理解して、贈与を受けるときには、有利な方法を選択するのがよいでしょう。

また、C世代の親が70代、孫が10代であれば、新たに設けられた教育資金の一括贈与(孫に教育資金をまとめて贈与した場合1500万円まで非課税、他に適用要件あり)などが関係してきます。

 

(まとめ)

親の歳のことを考えると相続のことが気になる人は多いのではないでしょうか。しかし、親に面と向かって相続の話をするのはためらわれます。よって、相続対策を親に切り出すための準備なども大切になってくると思われます。

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